
更年期になるとなぜ太りやすい身体になるのか

(1)ホルモンバランスの崩れ
まず、更年期になると、女性ホルモン(エストロゲンと呼ばれる)が減少していきます。そのため、ホルモンバランスが崩れて、新陳代謝が低下するといったことにつながります。 女性の体は本来妊娠して出産出来る仕組みになっているのですが、閉経が近づくにつれて、女性ホルモンの分泌量が減少していってしまうのです。 この女性ホルモンというのは、実美容と健康に大変関わりの深いホルモンでもあり、コラーゲンとなる繊維芽細胞の活性化作用によって保湿力の高い美肌を保持する役割があります。 そして、年齢とともに、脂肪を代謝する女性ホルモンの分泌量が下がってくるために、若いころに比べるとやせずらくなってしまうのです。(2)基礎代謝の低下
基礎代謝とは、生きるうえでの生命活動、内臓を動かしたり、筋肉を維持したり、体温を維持するなどに使われるエネルギーです。 基本的に筋肉の量によって基礎代謝力に違いが出てくるのですが、男性では18歳ぐらい、女性では15歳ぐらいをめどに基礎代謝力は少しずつ衰えていきます。 つまり、基礎代謝力が低下していき、脂肪を溜め込みやすい状態になっているので、消費カロリーなどによっては太りやすい身体になってしまいます。 また、長年食べてきたスナック菓子やコンビニ弁当などに含まれる食品添加物などの影響で、代謝がどんどん悪くなってしまうという現実もあります。更年期からのダイエット方法
