コツ

瞑想でダイエット?食べる瞑想「マインドフルネスダイエット」とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
organizer-791939_640
ダイエットをする際、食事内容を見直すだけでなく、食べ方を意識することも大切。食べ物に向き合い、ゆっくり味わって食べることで、ダイエット効果は格段にアップするからです。 食事を味わう方法として、今、密かに注目を集めているのが「食べる瞑想」といわれるものです。 瞑想でダイエットって・・?と思うかもしれませんが、意識することは非常に大事なんです。

食べる瞑想とは – マインドフルネスのひとつ

最近は、うつ病の改善やストレスの軽減法として、禅をベースにした「マインドフルネス」(今この瞬間に集中して心と身体の状態に気づくこと)が話題ですが、食べる瞑想もこのマインドフルネスのひとつ。瞑想といっても堅苦しいももの、難しいものではなく、誰でも簡単に実践できるのでご安心ください。 そこで、食べる瞑想のワークショップを開催している「ちそくラボ」の鈴木朋子さんに、その実践方法を教えていただきました。

食べる瞑想の具体的なやりかた – 5STEP

お椀 食べる瞑想は、ふだんの食事の際に気軽に行うことができ、おいしく食事がいただけるようになります。次の5つのことを意識して食事をするだけでOKです。 ①食事の前に深呼吸して心を落ち着けます。 ②可能であれば、食事の瞑想中は会話をせず、食事だけに向き合える環境を整えましょう。 ③食事が目の前にやってくるまでの数々のご縁に感謝して、「いただきます」と声に出します。 ④一口食べるごとにお箸を置きます。(より深く味わいを意識したい時は一口ごとに目を瞑ってみましょう。) ⑤五感をやさしく開いて、食事を通じて感じていることに意識を向けます。 口の中の味わい、鼻を抜ける香り、咀嚼するときの食感、食事の見た目、すすったり噛んだりするときの音などなど。考え事が浮かんで食事への意識を忘れていたら、「あ、考え事をしていた」とただ気づいて、食事へ意識を戻します。 この食べ方を実践すると、今まで気づかなかった、食材ひとつひとつの食感、奥深い味わいが実感できて、いかにふだん食べることに集中していなかったのかに気づかされます。 とはいえ、仕事や家事など、現代社会に生きる私たちが毎回食事の瞑想をするのは難しいもの。気負わずできるときに始めて、まずは週に一度休日のランチだけ、とか、一日一回朝食は15分丁寧に食べる、など時間をつくってやってみることで次第に習慣化していきます。それも難しいときは、お茶を一杯、ていねいに飲むところから始めてみましょう。

ダイエットはもちろん摂食障害にも効果的

happy 食べる瞑想がダイエットに効果的なのは、「満腹感」と「満足感」が得られるからです。 人が満腹を感じる器官である満腹中枢が血糖値の上昇により満腹を感知するのには約15分~20分かかります。そのため、ダイエットでは咀嚼回数を増やしたり、意識的にゆっくり食べるとよいと言われます。 しかし、「30噛み、50噛みしよう」と思っても、気がついたら咀嚼回数がもとにもどってしまうのはよくあること。一方、食べる瞑想では、食事と向き合い五感を意識して食べるので、結果、自然と食事に時間をかけることになり満腹になりやすいのです。 また、おしゃべりやテレビに夢中で食事をするとき、気がついたら「ああ、もう食べちゃった。物足りないなぁ」と思ってもっと食べてしまうことがありますが、食べる瞑想をすると、おにぎりひとつでも一口一口味わいや香り、食感がめくるめく変化して、食事を楽しく堪能できるので満足感が得られます。 おにぎりも美味しい さらに、食べる瞑想を通じて体を感じることが深まります。摂食障害の場合、心の苦しみが過食・拒食・嘔吐などへ向かいますが、食べる瞑想で五感を開くと体の苦しさがありありと感じられるので、体を痛めつけることを続けていられなくなるのです。 私のワークショップに参加された方が、食べる瞑想を行うことで摂食障害が改善されたこともありました。(ちそくラボ 鈴木さん)

試しに実践してみてはいかが?

食べる瞑想、いかがでしょうか。 ダイエットで食事制限をしているとストレスがたまりますが、食べる瞑想を定期的に実践することで心も安定し、ダイエットの成功にもつながりそうです。 何を食べるかだけでなく、食べ方も見直して、心豊かな食生活と引き締まったボディを手に入れたいものですね。 (取材/垣内 栄)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事が気に入ったら
いいね!しよう