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【プロトレーナー執筆】ダイエットを続けられるようにする方法

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最近身体にお肉がついてきてヤバい。。痩せてキレイになりたい。。とダイエットを始める方は大変多いかと思います。
しかし、いざ始めてはみるものの、中々続けられないということはありませんか?。
続けられない理由とその対処法を理解することでダイエットをしっかり続け、理想の姿になれるように自分自身を導いていきましょう。

執筆トレーナーについて

佐藤 択磨パーソナルトレーナー

http://sato-takuma.com

【トレーナー経験】 
・約4年「ボクシング指導も合わせると13年ほど指導実績」
 (大学ボクシング部コーチ:自身含め全国優勝帯同計3回)
・ボディメイクジムとスポーツジムパーソナルにて年間200数名、述 べ800名ほどを担当

【保有資格】
・全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー
・(社)モチベーション・アカデミー認定:フィットネスモチベータ ー
・(社)モチベーション・アカデミー認定:ダイエットプログラムマイター
・小顔美容矯正士
・中高教諭第1種免許状(保健体育)

なぜ、ダイエットは続きにくいのか?

 健康の概念が人それぞれ違う

先ず皆さんに知っておいて欲しいのが、◯◯ダイエット、◯◯だけダイエット、などはテレビやネットでもたくさんあるかと思われますが、それらは全て一時的な効果しかありません。
健康にとってなにが一番大事かは各々違いますが、人間は食べたもので身体を構成していきます。
なので、無理に行う食事制限やダイエットは、健康を害してしまうこともありますので、自分にとって長く続けられる習慣を、このコラムを読んで身に付けて頂ければ幸いに思います。
その中でも、世間で認識されている
「ダイエットは楽しくない。」
「運動はきつくて大変だ。」
と感じているあなたに、続けやすい運動療法をご案内させて頂きます。

自分にとって正しい目標設定が出来ていない

「さぁ今日からダイエットを始めよう!目標はとりあえずマイナス10kg!!」と言っているあなた。
すでに続きにくい状況にいるかもしれません。
というのも、高すぎる目標設定は失敗への入り口が近づいてしまうのです。
例えば、ダイエット希望者が2名いて、互いに目標マイナス10kg!! と目標を立てたとします。
運動に慣れていて体力に自信のあるボクサーの青年と、 元々運動に不慣れだった主婦とでは、目標設定に大きな差が出てしまいます。
後者の方が、頑張って二ヶ月でマイナス8kg 程度体重を落としたとします。
しかし、当初の目標からすると2kg足りないので「不達成」若しく は「失敗」になります。

物事の多くが、この「高すぎる目標」のせいで、長続きしない傾向にあるのです。

それよりも、先ずは一ヶ月マイナス3kgから!! と提案をして、それよりも良いペースで進んだ時に人は
「あれ?もう少し行けるかも〜♪」とか、
「もう少しやりたいな〜♪」と、
【プラスの欲求行動】にかられ、自発的に何かを求めた方が何倍も成功率は上がるのです。

昨今では、急激なパーソナルトレーニングブームで、「結果にコミット」を筆頭に、
二ヶ月でマイナス 10kg!! 的なフレーズが根強いですよね。
私もプライベートジムで指導する傍ら、複雑に感じる場面がありま す。
これらのフレーズが、全員に当てはまる数字ではない!!と断言させて頂きたいのが本音なところです。

マイナスの感情からスタートしてしまう

人はそもそも自分以外の誰かに指示を受けると、今行おうと思って いた感情よりも【マイナスの感情】からスタートしてしまう。 これを「心理的リアクタンス」と呼びます。
皆さまも経験があるのではないでしょうか?
例えば、今まさに気持ちは向いているものがあったのに、
「掃除しなさい。」とか
「勉強しなさい。」とか言われると、

「………今やろうと思ったのに…」 と、ため息が出るほど身体が重たくなる経験があったはずです。
あれこれ指示されていてはマイナスの感情しか生まず、自分から何 かを行おうという気持ちが失われていくのです。
これらはダイエットに限らず、物事の全てに当てはまる普遍的なものなのです。

体重計とにらめっこしてしまう

そもそも自分の適性体重はご存知でしょうか?
ダイエットはただ体重が軽いだけではなく、健康から逸脱してはいけません。

※自分の適性体重を表す指標
BMI【身長(m)×身長(m)÷体重(kg)】(男性22、女性21)
例 :身長160cm、体重55kgの女性
  1.6×1,6×55=21.4 (適性体重は54kg前後【1.6×1,6×21=53,76kg】)

例題でいくと、たったの1kg前後で健康的な体重だということに気付けないと、場合によっては健康を害することもあるので、覚えておいて欲しい事柄の1つと感じます。

食べる量が極端に少ない

ダイエット=食べない
はどこかで根付いた悪しき習慣です。人間は食べたもので身体を構成していきます。
食事の食べる量が極端に少ないと、低代謝を招き、且つ、ホルモンバランスも崩すと本来の機能が働かず、身体造りの効率性が上手くいかなくなってしまいます。
食べなければ本当に痩せるのか?を表にした、あるデータを紹介します。

下記は日本と北朝鮮との「20代女性」の平均摂取カロリーを比較したものです。

日本  /1628kcal(2011年、厚生労働省調べ)
北朝鮮 /2100kcal(2013年、国連食糧農業機関調べ)

極端な話をしますが、北朝鮮の女性は太っているイメージはありますか?
私は全員スラっとしたイメージがあります。
食べるから太る?
食べないから太る?
よもや何が正解か分からなくなってきますね。
しかし前述したとおり、栄養を摂らなければ身体造りは行えないのです。

ダイエットを成功させる方法

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現在の感情を内観(自己観察)してみる

感情には、「肯定的な評価態度」と「肯定的な感情態度」の2種類があります。

例えば、
1「有酸素運動は効果があるけど、飽き易い」 (評価 ◯ 感情 × )
2「筋トレは有効だと思うし、意外に楽しい」(評価 ◯ 感情 ◯ ) 
3「食事は有効だと思うし、栄養の勉強が出来て面白い」 (評価 ◯ 感情 ◯ ) etc…

自発的に運動を行えている方は最低限、この3つの中の2つを選択 (実行)している人になっていきます!!

上記が全てだとは言いませんが、続けられている人は少なからず、運動や食事が自分にとって「必要」と感じているはずです。
例え無理に目標達成したとしても、「楽しくなかった。」「もう二度としたくない。」とマイナスの感情ばかり残っているようでは、それは本当の成功とは言えないのではないかと感じます。

ダイエットをで必要不可欠な5つの基本要素を理解し、計画を立てる

①筋肉量を増やすこと
②有酸素運動で体脂肪を燃焼させること
③やり続けることのできるメンタルを造ること
④バランスの良い食事をすること
⑤巷に流れる情報に翻弄されないこと

これだけです。
ではなぜ多くの人が、実践・継続出来ていないのでしょうか?
それは何をしたらよいかよくわかっていない状態でがむしゃらにやってしまうからです。
モチベーションが高い間は我慢ができるのですが、人間なので同じモチベーションでい続けることは不可能です。そうなったときに崩れてしまう方が多いので、上記のことを意識しながらしっかりと計画を練って行っていきましょう。

専門的な知識のある人と行う

今現在、ダイエットの情報は調べればすぐ出てきますよね。
しかし「Aの記事」では良いと記述していたものが、「Bの記事」ではダメと記述してあったり、困惑しがちではないでしょうか?
それらの効果は、ある程度は現れると思われますが絶対ではありません。
さらに実際に試した方の数が多い方が信憑性があって、少数派の方の意見が否定されがちです。
ですが両方法共、「厚生労働省」などではあまり取り上げられていなかったりするのは、皆様お気付きでしょうか?
メディア社会における現代で、本質的な部分を見過ごしてしまっては、時間と労力を無駄にしてしまうので要注意が必要です。

そんな中でも、身体造りを「士業」としている方々が、パーソナル(スポーツ)トレーナーです。
パーソナルトレーナーの数多くの方々は、クライアントの身体や心の悩みを解決する術を知っています。
また日々精進し、進化する情報に左右されない知識を知っている方々だと僕は思っています。

パーソナルトレーナーが導いてくれる〜トレーナーの違いとメリット〜

では実際にパーソナルトレーナーを選ぶにあたり、どのような基準で選んでいけば良いのか?
様々な手法があるため、ここでは
「話を聞かない技術だけが良いトレーナー」より
「話を聞いてくれて、技術もあるトレーナー」を基準にお話させて頂きます。

「話を聞かない技術だけが良いトレーナー」と「話を聞いてくれて、技術もあるトレーナー」との違い

突然ですが、あなたは行列の出来るラーメン屋など、並んだ経験はありますか?
「トレーナー」を「ラーメン屋」に例えたとしましょう。

あなたは今、醤油ラーメンが食べたい気持ちでいっぱいです。 しかも暑いので、少しアッサリして、且つ量も軽めに。
ですがどうでしょうか?
店に入るや、店主にイキナリ
「うちは味噌ラーメンが売りだから味噌食べなよ。」
「兄ちゃん身体細いから大盛り食べなよ。」
「ニンニク抜き?多めが美味しいから入れといたよ。」 …などと言われたら?

普通に考えたら嫌ですよね?
おかしいですよね?

ですが、この聞き方・手法は現在のトレーナー業界に大きく当てはまるのです。
話を聞かない技術だけが良いトレーナーは、クライアントに対して、

「痩せたかったら、この種目を◯回◯セットです。」
「もっと追い込まないと、痩せられませんよ。」
「なんで我慢出来ないのですか?痩せられませんよ!!」
と、言葉尻はもっと優しくても内容は同じ様なものです。
これではせっかく始めた運動も、決して楽しいものではないし、続きにくい例題の1つです。

話を聞いてくれて、技術もあるトレーナーは、意識しなくてもおそらく次の様な問い掛けをしてくれていると感じます。
話を聞いてくれて、技術もあるトレーナーから、お客様に掛けるたった一つの言葉
それは、


「どんな運動ならしたいですか?」

これだけです。

この言葉には、短いようで全てが詰まっています。

先ほどのラーメン屋で言えば、

「ご注文は何に致しましょうか?」

ですよね?
トレーニング中に色々と出る話題の中で探していかなければなりませんが、基本はここです。
トレーナーとして、知識・技術は最低限必要です。
ですがお客様の毎日の体調を気遣い、より一層深く理解してあげることで、初めてその知識や技術が生きるのです。

効率的なトレーニングを紹介してくれる

そしてパーソナルトレーニングは、先ずあなたにとって最適なトレーニングと課題を提供してくれます。
今現在の悩み、例えそれが不眠や仕事の不安、身体以外の悩みでも、解決の方向に近づけてくれると言っても過言ではありません。運動がもたらす効果は、科学的にも色々と認められています。
ストレス発散しながら、自分の身体のオーダーメイドをしてくれてるのであれば、一度でも良いから受けてみると人生観も変わっていくのではないかと感じます。

モチベーションを上げてくれる

パーソナルトレーニングは誰かと一緒に頑張ること、辛い時や苦しい時、諦めそうなときもモチベーションを上げることができます。
また醍醐味としては、そのときどきの悩みを「リアルタイム」で解決してくれます。
それがプロのトレーナーならば尚更です。
話を聞いてくれて、技術もあるトレーナーなら、あなたのモチベーションを最優先に考え、指導してくれるのではないかと感じています。

終わりに・・・

いかがでしたでしょうか?
「ダイエット」と聞いて様々な観点から見て行くことが出来て頂ければ幸いです。
最後に、私が運動指導をするにあたり大事にしていることをお話させて頂きます。
指導の中で度々出てくる「モチベーション」の理論

合わせて、あくまで主人公はお客様で、僕たちは支える側なのだという「コーチング」の理論
この二つの考えを共有していきたいと思います。

【モチベーション理論】・・・ 「運動をやる気にさせ、継続させるには知識と技術が必要」 それらの知識と技術を持ち合わせ、 「押し付けない指導」と「カラダと人格に合わせた指導」を行うの が、運動指導者の役目。

【コーチング理論】・・・クライアント自らが望んで目標達成する心理的支援。

これらの2つを組み合わせることによって、より運動が楽しみながら取り組めるものだという信念を持っています。
人は必ず
◯◯がしたい〜
◯◯が欲しい~
◯◯になりたい~
という基本的欲求を持っています。これらの人が持つ「欲求」や「願望」を
【動因】と呼び、

その動因を叶えるための「方法」や「手段・目標」を
【誘因】と呼びます。 

この2つが合わさった時に人はモチベート(モチベーション)されると、学問では説いています。 
人が行動を起こす = 動く(MOVE)
MOVE をラテン語にすると motivation !! 

ここでは、
「痩せたい~」
「可愛い服が着られる身体になりたい~」
「荒れた食生活を改善したい~」
などの【動因】(欲求)が現れたとき、その叶えられそうな【誘因】(トレーナー)に向か って動き出したのです。 

※冒頭でお話させて頂きましたが、他人から
「痩せれば良いのに」
「この服が着るには◯◯のお肉が邪魔そう」
「そんなもの食べてたら早死にするよ」etc…
などと言われると、マイナスの感情からスタートしなければなりません。

指導者がやれそれと運動を押し付けるのではなく、お互いに楽しみながら行える運動プログラムを提供してくれれば、あなたはきっとモチベートされるでしょう。

執筆者経歴

1985 年 6 月生まれ 北海道で生まれ育ち、中学ではバスケ部キャプテン、 石狩選抜などで活躍
2001 年~ 高校からボクシングを始め、全国大会入賞多数と漸進
2004 年~ 名門日本大学に入学し、日本一の環境で練習に励む
2006 年~ オリンピック強化選手に選出され大学王座(インカレ)64kg 級で優勝。続く全日本選手権で拳を骨折・引退へ
2008 年~警視庁採用 警視庁警察学校体力測定「腹筋の部」学校記録樹立
2012 年~ 警視庁警備部特殊部隊「SAT」に推薦されるも、退職願と重なり辞退
2012 年秋~某大手フィットネスジムとパーソナル契約を結ぶ。高校から大学を通して、計100回余りの減量・ダイエットの経験 を生かし、新規獲得件数1位を多数獲得。併用して、日本大学保健体育審議会ボクシング部のトレーニングコ ーチとして三年間チームを牽引
2014 年~指導していた大学が 8 年ぶりに日本一奪還!! 大学生の熱い試合に感化され、自身8年ぶりにボクシング現役復帰。復帰した全日本社会人選手権では、元全日本チャンピオンも参戦したトーナメントを見事勝ち抜き優勝!!


現在は大手プライベートジム
ダイエットジムのエススリーにて
【トレーナー育成研修担当】として、数多くのトレーナーを輩出しています。

【競技成績】
・アマチュアボクシングオリンピック強化選手(2005〜2008 年)
・ 全日本大学王座選手権(インカレ)64kg 級 優勝(2006 年)
・ 全日本社会人選手権        69kg 級 優勝(2014 年)
・ベストボディジャパン 東京大会 ファイナリスト(2014 年) など

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